マンション管理士は、マンション管理のコンサルタント

前のページでは、約600万戸ものマンションが存在する日本の住宅事情から、マンション管理士が将来性のある資格であることを確認しました。
つづいて本ページでは、そこでの、マンション管理士の具体的な仕事内容について見ていきたいと思います。

「マンション管理士」という資格名から、マンション管理士の仕事はマンションの管理業務であると誤解している人も多いのですが、マンション管理士がマンションの管理業務に直接携わることはほとんどありません。

そもそも、マンションの管理業務には大きく分けて、「事務管理業務」「設備管理業務」「管理員業務」「清掃業務」の4つの業務がありますが、これらを行うのは、マンションの管理組合の仕事です。

ただし、管理組合というのはマンションの住人によって構成される組織であり、マンション管理に関しては素人ですので、上に挙げた管理業務を適切に行うことは難しい。そこで、管理組合から依頼を受けて管理業務を代行するのが管理会社であり、そこで実務にあたるのが、このサイトでも何度か登場している「管理業務主任者」という資格になります。

それでは、マンション管理士の仕事とは何なのか?
一言で言えば、コンサルティング業務です。管理組合にも管理会社にも属さずに第三者的な立場から、マンション管理に関する助言・指導を行うのが、マンション管理士の仕事になります。

助言・指導を行うわけですから、マンション管理について、管理組合はもちろん、時には管理会社以上の知識が要求されます。また、単に知識を持っているだけではダメで、相談者が抱える困りごとをきちんと解決へと導く“問題解決能力”も必要になってきます。
もちろん、困りごとというのはマンションごとに異なるわけで、マニュアル的な対応では対処できない点が、マンション管理士の仕事の難しいところでもあります。

マンション管理のコンサルティング業務と言っても、その内容は多岐にわたるわけですが、たとえば管理組合が定めている「管理規約」の見直し業務や、管理組合と管理会社との間で締結している「管理委託契約」の見直し業務などが、その代表例として挙げられます。

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